こんにちは! 松岡会計のOです。
かなり久しぶりの投稿になりますが、よろしくお願い致します。
今年も税理士試験が終わりましたが、ついこの前に昨年の試験が終わったばかりという感覚だったので、1年はあっという間ですね。
私は、今年は『国税徴収法』を受験しました。
受験科目の中ではたぶん、最も馴染みがなく、イメージの湧かない科目だと思います。
国税徴収法(一部、国税通則法を含む)では、『国税徴収のための手続き、納税者の権利保護、第三者(私債権者)の権利保護』などについて学習します。
国税全般に通ずる事項について学ぶことができ、学習していると個人的には結構面白かったので、科目選択で迷っている方は選択肢に入れてもいいかもしれません。
インターネットから『税大講本』という、税務署に勤務される研修生の方が学習のために使用されている教材ですが、無料でダウンロードできます。
私も使用させていただきましたが、少し噛み砕いた表現で説明されているため、イメージを掴むには良かったので、一読されてもいいかもしれませんね。
さて、今年の試験についてですが、昨年までと大きく変わった事項がありました。
それは試験問題に、各設問の配点が明記されたことです。
国税徴収法では、通常、大問2問構成で出題されます。
昨年までは、大問ごとの配点(大問⓵ 50点、大問② 50点など)しか書いておらず、詳しい採点箇所や配点については、不明でした。
しかし今年の問題では、大問の中の各設問の配点まで明記されていました。
私は採点まではしていませんが、採点された方は得点の予想がしやすくなったのではないでしょうか。
従来は試験の採点、配点、得点調整の有無などが全く不明で、予想と実際の得点が乖離しているという受験生の方もいらっしゃるかと思います。
今後、試験に関する情報が、さらにクリアになっていくと良いですね!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!