みなさん、こんにちは。
松岡会計事務所のIです。
今回のブログでは税理士試験の受験者数について書きたいと思います。
令和4年度の税理士試験受験者数はまだ発表されていませんので令和3年度の数字になりますが、その数は27,299人でした。
この数が多いのか少ないのかは年度ごとの受験者数を相対的に比較しないとわからないと思いますので、過去の数字と比較したいと思います。
平成17年度 56,314人
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平成23年度 49,510人
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平成27年度 38,175人
平成28年度 35,589人(前年比93.2%)
平成29年度 32,974人(同92.6%)
平成30年度 30,850人(同93.5%)
令和1年度 29,779人(同96.5%)
令和2年度 26,673人(同89.5%)
令和3年度 27,299人(同102.3%)
年度ごとの受験者数を比較するとずっと減り続けてきた受験者数が、令和3年度には増加に転じたことがわかります。
※令和4年度の受験者数はまだ発表されていません(合格発表と同時期に発表?)が受験申込者数は、令和3年度35,774人→令和4年度36,852人と増加しており、受験者数も増加していることが予想できます。
受験者数の減少は、出生数の減少による受験対象者の減少が一つ要因なのかなと想像していましたが、受験対象者が減少する中で受験者数が増加に転じたということは、減少要因以上に税理士試験を受験する魅力が増しているのかもしれません。
税理士試験の合格者は相対評価と言われており、受験者数が増加すれば合格者数は増加することになりますが、それが自分の受験に有利になるのか、不利になるのか、それとも影響がないのかは正直わかりません……。